発明者はなぜ発明するのか?発明が好きな人、義務の人
この世界には、発明をする人と、しない人がいます。発明が趣味の人もいれば、会社の命令で無理矢理発明させられる人がいます。
無理に発明を絞り出すこともできなくはないですし、発明のパターン、例えばTRIZの40の発明原理を当てはめれば発明が好きでない人でも発明することができます。
勉強が嫌いでも、親に厳しく言われて無理矢理勉強して東大や京大に入る人もいます。
つまり、必ずしも好きでなくても発明ができる人はいます。
しかし、発明が好きで何の報酬も無くても発明をどんどんする人もいます。あるいは、アイデアがどんどん湧き出すような人もいます。個人発明家の方で数十件~数百件もの特許を出願する人もいます。
特許制度は、発明家の発明に利益を与えて、発明を奨励するもので、これにより、天才の火に利益という油を注いだ、などと言われています。これは仕事として発明をする人のモチベーションになるでしょう。
しかし、もし、特許制度がなくなって、新しいアイデアを出しても何のメリットも無くなったとしても、発明が好きな人は発明をし続けるでしょう。それが生来の発明家と言えるでしょう。
モチベーション3.0だったと思いますが、創造的な仕事には、無理にやらせるのではなく、いい精神状態にすることが大事、と書いていました。
上から無理矢理、発明しろ、と厳しく命令されても、いい発明アイデアが出るとは限らない、むしろ、職場の雰囲気や仕事中の精神状態を快適にした方が素晴らしいアイデアが浮かびます。
そういう意味では、いい精神状態、good feelingでいることが、いいアイデアを出すのに適していると思います。このあたりは、創造性を重んじるシリコンバレーの先端企業でも同じ考え方のようです。GoogeleやAppleも発想が広がるようなオフィスデザインになっているようです。
だとすると、出世するためにいい発明を出さなければ、私は頭がいいのでヒット商品を出さなければ、と無理矢理アイデアを絞り出そうとするよりも、いい精神状態にすることで天からアイデアが降ってくるようにする方がアイデアを出すにはいいかも知れません。天というのは、潜在意識の1種、超意識というところです。そこから画期的なアイデアが降ってくると言われています。
私は、潜在意識を使って、成績を急激に上げて東京大学に楽勝で合格できました。潜在意識を使えば大抵のことができます。
発明アイデアや、小説のアイデアもこの超意識から降ってきます。
この超意識については、いずれ詳しく書いていこうと思っています。